角膜炎の危険性について

目の鋭い痛みや充血感、目やにや涙が止まらない、視力低下や物が見えにくくまぶしいなどの症状が出た場合は角膜炎に感染している可能性が高いでしょう。

角膜炎とは、眼球にある黒目部分の角膜に傷がつき、安易に雑菌が繁殖しやすい状態になったときに起こりうる目の感染症です。
黒目部分に当る角膜には、太陽光が脳に届く前の侵入口としての役割や、光を屈折し物を見えやすいようにピントを合わせる役割がある大切な器官です。

違和感に気付いてすぐに医療機関で適切な診察と治療を受ければ完治する病気ですが、感染した原因をそのまま改善しなければ再発する可能性も高まります。
免疫力の低下や紫外線、放射線、手術侵襲、顔面神経症、ドライアイやアレルギー性疾患なども角膜炎の原因とされていますが、近頃ではコンタクトレンズの不衛生な使用によるものが大半を占めているようです。

日頃カラコンやコンタクトレンズを装着していると、目が痒くなったり物が見えにくいなどを感じた場合は、多くは結膜炎程度の比較的症状が軽いことが多いのですが、もしも目に強い痛みを感じる場合は角膜炎を発症している可能性があります。
医療機関での適切な診察を要するのですが、コンタクトレンズ使用が原因であればアカントアメーバ角膜炎と診断されることが多いです。
しかし、細菌の培養などが必要になることも多く、比較的大きな病院でなければ正しい病名に辿り着くまで時間がかかるため、病気が進行する確率が高くなるやっかいな病気なのです。
もしも病状が進行し角膜に潰瘍が現れた場合、その時点で治療しなければ角膜部分に後遺症が残って視力障害を患ったり、最悪の場合は失明する恐れがあります。

アカントアメーバは本来海水中や土壌に生息している生命体ですが、コンタクトレンズの使用頻度が高い現代において、アカントアメーバ角膜炎が急増しているのは驚くべき事実です。
医師から処方されたコンタクトレンズのみを適切に使用しなければ、誰もが角膜炎を疾患する可能性はあると言えるでしょう。

また安全なカラコンを選ぶ知識も大切なので、そちらも合わせて参考にすることをおすすめ致します。